装飾鞭 【美徳の不幸】Justine ou les Malheurs de la Vertu

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装飾鞭 【美徳の不幸】
Justine ou les Malheurs de la Vertu

サド侯爵 (Marquis de Sade) が1787年に著した小説をモチーフに致しました。

”サディズム”という言葉の由来になったほどの作家の小説ですから、ムチがイメージされると思うのですが、そんなもんじゃすまないぐらいひどい描写が延々続く小説です。

Justine

「婀娜っぽい美徳と、おびただしい不行跡と悪辣手段によって富をきずいた」(12ページ)ロルサンジュ伯爵夫人。

ジュリエットと名乗っていた15歳の時に、裕福な商人だった父が破産し、百エキュをもらうと修道院から出されてしまったのでした。

ジュリエットには、12歳の妹ジュスティーヌがいましたが、なんとかしてのし上がって貴婦人になってやろうと思うジュリエットと、清く正しく謙虚に生きたいと願うジュスティーヌとは馬があいません。

そこで姉妹は別れ、別々の道を歩むこととなったのでした。

売春婦になったジュリエットはめきめきと頭角を現し、思わぬ幸運から、ついにロルサンジュ伯爵夫人の地位を手に入れます。

ある時、ロルサンジュ伯爵夫人が気晴らしに駅馬車のお客を眺めていると、26、7歳ほどの娘が目に止まりました。

その娘は窃盗、殺人、放火など、3つか4つの重い罪で訴えられていると憲兵は言いました。どうやら、まもなく処刑されることが決まっているようです。

とてもそんな残虐な罪を犯しそうにないやさしげなその娘の様子が気にかかったロルサンジュ伯爵夫人は、一体どんなことをしたのかとその女囚に問いかけたのでした。

女囚はソフィーと名乗り、自分の人生の起こった思いがけない出来事を話し始めます。幼くして身よりを失ったこと。奉公した先が悪人の家で、盗みの手伝いを拒んだら罪を着せられてしまったこと。

牢屋に入れられてしまったソフィーこと〈あたし〉でしたが、大切な信仰が胸の中にあるので、いつでも幸福でいられます。

あたしの身内には、幸いなことに、けっしてあたしを見棄てることのない信仰心というものがございます。もし神があたしの人生行路を苦難に充たしめたもうならば、それはよりよい世界でこのあたしをさらに手厚くつぐなわんがためでございましょう。こう考えれば、あたしの悲しみは慰撫され、あたしの嘆きは癒やされます。(44ページ)

やがて、死刑が決まっている同じ牢屋の囚人の脱獄計画に巻き込まれて、〈あたし〉は再び外の世界へ出ることとなったのでした。

それからも正しい行いをしようとする〈あたし〉ですが、ムチで叩かれ、両足の指を1本ずつ切り取られ、奥歯を1本ずつ抜かれ、肩のうしろに烙印を押されるなど、次々とひどい目にあわされます。

それでも何とか純潔だけは守り切り、ようやく森の修道院サント・マリーにたどり着きました。

ここで穏やかな暮らしを送ろうと思った〈あたし〉でしたが、身寄りがなく、誰も〈あたし〉がここに来たことを知らないと分かると、神父の目の色が変わりました。

神父に連れて行かれた部屋に入った〈あたし〉は驚きました。3人の神父と3人の娘が、みだらな格好をして座っていたからです。

なんとその修道院は、美しい娘たちをさらって来ては閉じ込め、肉の宴をする恐ろしい場所だったのです。自分の恐ろしい運命に嘆き悲しむ〈あたし〉を先輩の娘が慰めてくれました。

「はじめのころは、あたしもあんたみたいに泣いたもんだわ。でも今じゃ、馴れっこになっちゃった。あんたも今にそうなるわ。それに、最初はとくにこわいのよ、なにしろあたしたちを責め苛むあの極道者の果知れぬ欲望を一生満たしつづけなければならず、そればかりか、このけがらわしい棲家で自由は奪われ、ずいぶん手荒なあつかいを受けつづけなければならないかと思うと……でもね、後に来た者が苦しんでるのを見ると、自分の不幸を少し忘れるわ」(121ページ)

それからと言うもの、サディスティックな性的嗜好を持つ神父たちの思うがままに弄ばれる、〈あたし〉の地獄の日々が始まって・・・。
「ジェローム神父の物語」

馬車でトリエント付近を通りかかり、森の中で泣き声を聞いたジェローム神父こと〈おれ〉。

そこでは、家を追い出された15、6歳ほどの美少女が途方に暮れて泣いていたのです。娘は、自分の恋人はお金持ちだから、その人を探して呼んで来てくれと頼みました。

青年にお金を持たせて連れて来た〈おれ〉は、ピストルを突きつけてこう言います。

「見ず知らずの相手に、自分の女と金とを二つながら手渡してしまうとは、おまえさんも、ずいぶん馬鹿なことをしたものじゃないか」(233ページ)と。

青年を殺し、娘を散々慰み者にした〈おれ〉は、それからも至る所で極悪非道な振る舞いを続けていきます。中でもひどいのは、ある姉妹を監禁して行ったこと。

棘のある鎖帷子を着せ、姉妹の間に豪華な料理を置いたんですね。空腹のあまりどちらかがその料理に手を伸ばすと、姉妹両方に4000個以上の棘が突き刺さるという、そういう恐ろしい仕掛けなのです。

やがて〈おれ〉は自分と同じように、残虐な性的嗜好を持つ仲間の神父たちと出会って・・・。

とまあそんな2編が収録されています。「ジェローム神父の物語」は、ジュスティーヌの物語の3つ目のバージョンから、一部分を訳したものだそうです。

「美徳の不幸」も肉体的に痛めつけられるという点で、それなりに過激ですが、「ジェローム神父の物語」はまあひどいです。もう完全にサイコキラーですからね。ただただ恐ろしかったです。

「美徳の不幸」は、みなさんあまり読んだことのないタイプの作品なのではないかと思います。

たとえば、グリム童話の「白雪姫」やチャールズ・ディケンズの『オリバー・ツイスト』を思い浮かべてみてください。

普通の物語というのは、どんなに辛い目にあっても、心の正しい者がいつか報われるというものですよね。正義は勝つという。ところが、どうやら「美徳の不幸」は、そういう物語ではなさそうなのです。

物語の中で、ある悪女がジュスティーヌにこんな言葉をかけます。

もしも完全に道徳的な世の中だったとしたら、あたしもあんたに美徳を積むことを奨めるわ、そういう世の中ならきっといい報いがあることでしょうし、まちがいなく幸福が約束されることでしょうから。でも、完全に腐敗した世の中だったとしたら、あたしは絶対に悪徳しか奨めないわ。だって、みんなと同じ道につかない者は、どうしたって滅びるしかない、出遭う者すべてと衝突するしかない、そしてもしその人が力の弱い人ならば、どうしたって踏みつぶされてしまうよりほかないんですもの。(186ページ)

グランギニョルブルー、マットブラック、シルバーにブラックのレース加工を施しております。
姉妹ですので同じレースを使用致しました。

グリップ部分にはブラックのパイソンスキン(蛇革)を使用し、両端にシルバーのチェーンをあしらい、衷心部分にはスワロフスキーのクリスタルのスタッズが付いております。


テール部分はシャープに斜めカットしており、先端にいくにつれ衝撃が定まり易くしました。
ヒュンと風を切る様な振り心地です。


全長・85cm
キーホルダー部分・5cm
本体・4pt 60cm
テール・3pt 20cm

ジュリエットよりも太めで重い鞭です。グリップ部分からの重さの伝わりと革の厚さでかなりの痛みを発生させる鞭です。全力で振り抜くと・・・・めっちゃ痛いです。

余談ですが、振り心地テストは革製の椅子等を使いますが痛みの度合いを測る時、短鞭は自分の脛を使うのですが10がMAXの力だとして1~2位の衝撃でもめっちゃ痛かったです。

自分で作っておいてアレですがこれで打たれるのマジで嫌な位痛かったです。

長くて細い鞭は刃物で切られる様な感じだと思いますが、短くて重い鞭は打撃って感じです。


装飾鞭 【悪徳の栄え】 l'Histoire de Juliette ou les Prospérités du vice
と、セットで同時購入の方は45000円での御提供になります。

(なくなり次第終了です)

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